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くいしばって生きていませんか?

2025/02/01

実は歯のトラブルは「くいしばり」が原因のことが多いんです!!

メカニズムは明確ではありませんが、「食いしばり」は今を生きるほとんどの人がしているといっても過言ではない現代病のひとつです。ただ、無自覚な人が圧倒的に多いのも事実です。
「食いしばり」と同時に「歯ぎしり」は意識することが大事です。日中、夜間にかかわらず無意識のうちにおこなっています。日常的に顎が正しい位置にある場合、上の歯の裏の部分に舌がくるので、上下の歯はぶつかり合うことはありません。しかし、顎が歪むと噛み合わせが悪くなったり、歯が割れたり、つめ物が取れたり、と歯だけでも悪影響がたくさんあります。

かみ合わせを治しても「くいしばり」が治らなけらば・・・

こんな症状が潜んでいる可能性もあります

1:口周りの不調

長期的になると歯だけでなく顎や顔の形にまで及びます。強い力を毎日のようにかけることで、顎の筋肉や関節、骨にまで影響が出る可能性があります。歯並びが悪くなったり、つめ物がすぐはずれやすかったりします。

①顎関節症

主に「歯ぎしり」が原因でなる場合があります。寝ている間に歯ぎしりを長期間続けいると、顎の関節の骨がズレてしまい顎関節症を引き起こすことになります。また、口を開けたり閉じたりしたときに音が鳴ったり、顎がガクガクする場合はすでに顎関節症の恐れがあります。

②顔の変形

片側だけの「食いしばり」をしている人が一番危険です。片側だけでいつも食いしばりをしている人は、ご飯を食べるときにも同じほうで食べている場合が多くあります。そういう生活習慣から、顎の筋肉が力をかけるほうだけ発達して、顔の大きさが左右違うようになります。ひどくなると、目の大きさまで変わってしまいます。片側だけエラが張っているように見えたら、要注意です。

③知覚過敏

歯肉炎、歯周病とともに歯の病気でよくいわれるのが知覚過敏です。歯に力をいれすぎることで、歯肉の血流が悪くなり、どんどん弱り、下に下がってしまいます。一度、下がった歯肉は元に戻ることはありません。象牙質が見えてしまうと、冷たい物がしみて、ご飯を食べるのも辛くなります。

2:体の不調

筋膜の異常によって関節や骨など全身に影響を及ぼします。顎周りの筋膜がかたくなることで、体がコチコチになり、関節がズレ、体全体に歪みをきたすことに。逆に、体が歪んでいるせいで、顎のズレが出ているということもありえます。

①頭痛・肩こり・腕のしびれ

極度の筋肉の緊張が引き起こす慢性的な病状です。「食いしばり」「歯ぎしり」ともに、顎に力を入れすぎるため、顎周りから首、肩の筋肉が極度の緊張を起こし、血流が悪くなるのが原因です。慢性的な肩こりや頭痛で悩まされている人は疑ったほうがいいかも。ひどくなってくると、腕や肩がしびれるような感覚になる場合があります。

②腰痛や股関節のズレ

顔の変形が悪化してくると体全体がズレてきます。顎の骨が変形してくると、背骨、骨盤にまで影響を及ぼすようになります。反対に、脚を組むクセがあったり、姿勢が悪い人は、この要因で「食いしばり」や「歯ぎしり」が起こっている可能性もあります。

③全身の倦怠感

「食いしばり」と「歯ぎしり」がひどくなると、全身に力を入れて寝ている場合もあります。一晩中、グッと力を入れて寝ていたら、起きた時に疲れているのは当たり前です。日中ではありえないような筋肉の使い方をしているせいもあるので、朝から倦怠感に苛まされることもあります。疲れていると感じたら、朝からお風呂に浸かってリラックスするのもおすすめです。

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